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「柄」の持つイメージを活用する
どんな柄を選ぶかによっても、自分の「相手に与える印象」をコントロール出来る。
ここでは一般的に、ネクタイの柄が与えるイメージを挙げてみる。
無地・・・品格・誠実
改まったフォーマルシーンから、通常のビジネスシーンまで幅広く使うことが出来る。
素材の品質がストレートに伝わるので、無地のネクタイほど良質なものを選びたい。
色や素材、織り柄にこだわってみるのもポイント。
ドット柄・・・伝統・上品
存在感があるのにシンプルなため、着回しが利く。
場所を選ばす、一年を通して使えるが、春夏に着用すれば涼しげな印象を与えられる。
ビジネスシーンでは、小さなドット柄を選ぶこと。ストライプスーツとの相性は抜群。
小紋柄・・・理性・安定
幾何学模様やフラワー柄など様々な柄があり、上品で誰からも好印象を持たれる。
柄が大きいとカジュアル、小さいとクラシックな印象になる。
ビジネスシーンでは、小さな柄を選ぶこと。
レジメンタル柄・・・爽やかさ・勤勉
フレッシュで知的な印象を与える定番の柄。細面の人には、ストライプの間隔が広いネクタイ、
丸顔の人にはストライプの間隔が狭いネクタイが似合う。
ただし、もとは「軍隊の流れ」をくむ柄なので、海外では特定のグループ(大学など)に所属しているという意味を持つ。
海外の方とのビジネスの場では、着用を避けること。
チェック柄・・・親しみやすさ
カジュアルで親しみやすい印象を与える。ビジネスシーンでは、色数が少ないものを選ぶこと。
また、スーツと同色系でまとめること。
ペイズリー柄・・・個性・存在感
イランやインドで生まれた柄がイギリスに伝わり、ネクタイに使用されるようになった。
個性的な印象を与える。大きさや色の組み合わせで着用する人の存在感を引き立てる効果がある。
基本的には柄は2つまで
ちなみに、無地、ドット柄、小紋柄はフォーマルな場所でも安心な柄である。
ただし、「柄の使い方」には注意が必要だ。
ストライプのスーツに、ストライプのシャツ、ストライプのネクタイ・・・・。
せっかくシャープな印象を与えるストライプ柄を選んでも、スーツ、シャツ、ネクタイと、
すべてがストライプでは、残念な印象になる。
同様に、ブロックチェック(大きめのチェック柄が碁盤の目のように並んだ柄)のスーツに、
ギンガムチェック、小紋柄のネクタイなど、柄を取り入れすぎると、ごちゃごちゃした印象になり、
「整理が出来ない人」という印象を与えてしまいがちだ。
スーツ、シャツ、ネクタイの組み合わせでは、基本的には柄は2つまで。
柄で印象を与えるよりも、素材や布地の織り方で「上質感」を演出するよう心掛けたい。
参考図書
しぎはらひろ子著
「成功している男」の服飾戦略 三笠書房
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