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ネクタイの「大剣擦り切れ」の修理方法　その１

（細かく解説しましたので、画像が多くなりました。その1、その2に分けて説明しています。）
もし万が一、失敗等がありましても責任は持ちかねます。御了承下さい。

１	２	３	４
大剣の擦り切れたネクタイを用意します。	大剣の擦り切れ部分を何ｃｍ折り上げるか測ります。表地裏地の差が８ミリあるので、擦り切れ部分が５ミリ裏地の中に入るように１．３ｃｍ折ることに決めます。	裏側中心部分を解き、ブランドラベルを取り外します。 裏側中心の糸をきれいに解けば、閉じる際に使用出来ます。	裏地を取り外します。 この時、ネクタイを持ち上げ、裏地をめくり表地を明かりに透かして見ます。両端が薄く透けていたら両端も修理した方がよいでしょう。
５	６	７	８
大剣の折り目をアイロンで伸ばします。アイロンは様子を見ながら軽く当てて下さい。 ネクタイの中にゴミが入っている場合は、綺麗に取り除きます。	大剣の端のほつれを、鋏できれいに切ります。	きれいに切りました。	鉛筆で、大剣の斜線に平行に、芯地の左右１．３ｃｍ内側に薄く線を引きます。
９	10	11	12
ネクタイの大剣の芯地に書いた鉛筆の線を鋏で切ります。	鋏で切り取りました。	ネクタイの表地に芯地を合わせ、大剣の中心、傾斜部分が表地に合っている事を確認します。	表地と裏地を仮止めするため、まち針を１本打ちます。（写真は赤いまち針を打っています。）
13	14	15	16
厚紙を傾斜に合わせ、上方に２〜３ミリ上げます。（表地の折り目と芯地に少し余裕を持たせます。）	厚紙をガイドにし、ネクタイ側のアイロンを浮かせぎみにして、軽く蒸気を掛けます。 上品にふんわりと仕上げたいので、軽く折ってください。	反対側も同様に折ります。	折り目が波打ってないか確認します。
17	18	19	20
いったん広げ、芯地折り目が平行になっているか確認します。	次に、左側の折り目を広げ剣先中心の白線部分を下に折ります。 （線は、見本の為に引きました）	下に折る場合は、目打ち（千枚通し）等を使い、折り紙を折るようにして丁寧に折り、アイロンを掛けます。	剣先中心部分左側を下に折り、アイロンを掛けた状態。
21	22	23	24
先ほどの部分を下に折り、さらに剣先傾斜部分を折ります。先端にピンを１本打ち仮止めします。	表に返し、ネクタイの剣先はきれいに出てるか、傾斜部分は波打ってないかを確認します。	再度裏に返し、裏地を用意します。	裏地を剣先に当て、裏地も織り上げた方がよいのかを見ます。折り上げる必要はないようです。 ⇒次に進む

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