ワイシャツのリフォーム 修理・再生
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1;ネクタイの作りについて(各部分の名称)

ネクタイの作りについて(各部分の名称)画像 高級なネクタイは、フルハンドメイドです
 
 
高級なネクタイは、極端に言えばアイロンと針と糸そして人の手で出来ています。
 手作りでふっくら作り上げたネクタイほど高級品とされています。
 つまり、皆様で十分修理可能です。


ネクタイの部品は、大まかに9つあります
表地
@大剣 A小剣 B中継ぎ(表地、大剣と小剣を結ぶ部分。)

裏地

C大剣の裏地 D小剣の裏地

芯地

E大剣の芯地 F小剣の芯地
(芯地は中継ぎ部分でそれぞれ縫い合わされる。芯地が2枚重ねたものもある。)

その他

G小剣を通すループ
Hブランドネームのラベル
(小剣を通すループを省略しブランドラベルがループを兼用しているものもある。)

ネクタイは、バイアス製法で作られています

 ネクタイ生地の裁断は、全長140cm大剣幅9.0cmのネクタイを1本作る場合、生地75cm(幅)×65cm(長さ)を
バイアス製法(生地の縦糸横糸に対して45度に裁断)で作られています。
 バイアスの元々の意味は「(布地裁断の)斜線」です。
 バイアスは、ネクタイに次のような利点をもたらします。

@伸縮性の付加。
Aネクタイが曲がらずに、垂直に下に垂れる。
B結びやすい。
C解けにくい。

ネクタイのバイアス取りは、1926年ニューヨークのジェシー・ラングスドルフが考案しました。
以来ネクタイの基本的製法は今日まで不変です。


参考図書
落合正勝著 「紳士と呼ばせる服装術」小学館

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