ワイシャツのリフォーム 修理・再生 www.shirt-man.com/ 「手仕事にこだわり80年」 製造・販売元 梅屋ドレス 〒306-0515 茨城県坂東市(ばんどうし)沓掛3877−2 TEL 0297−44−2088
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ネクタイのリフォーム 修理・再生のページ |
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「大剣擦り切れ」の 修理方法 その1 |
「大剣擦り切れ」の 修理方法 その2 |
「両端擦り切れ」の 修理方法 その1 |
「両端擦り切れ」の 修理方法 その2 |
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ネクタイの「両端擦り切れ」の修理方法 その2
ここがポイントです ネクタイの両端が擦り切れた場合は、表地が薄くなった所をバイアステープ芯で補強します。 擦り切れのひどい部分は、芯地を横に数ミリ移動し、ネクタイのエッジ部分と上着・シャツの当たる部分を変えて仕立てます。 首周りや結び目部分の擦り切れがひどく、中の芯地が見ている場合の修理方法も解説いたしました。 ネクタイは、デリケートな素材なのでアイロン掛けは、ソフトに注意して掛けて下さい。 |
(細かく解説しましたので、画像が多くなりました。その1、その2に分けて説明しています。)
もし万が一、失敗等がありましても責任は持ちかねます。御了承下さい。
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前のページに戻る。 ネクタイの小剣中心部分を閉じ、まち針で止めます。テープ芯を張った、中継ぎの手前までしつけ糸をして塞いでしまいます。 しつけ糸は、ミシン糸を使用してもかまいません。 |
大剣先の表地と裏地をきちんと合わせて、まず、まち針を剣先部分に1本打ちます。 | 同じ両端部分に当たるように仕立てると、ネクタイがまたすぐに傷んでしまいます。 特に傷みのひどい部分が5ミリ内側になるように、芯を左側に5ミリ移動してまち針を打ちます。剣先は移動しませんので、ネクタイがよじれない様に、芯をなだらかな状態にして下さい。 右側赤い糸部分の白い線が、最初の端の部分。 |
芯地の中心をしつけ(ネクタイの表地と裏地を仮止め)して、まち針を外します。(芯地中心の赤い糸の部分) この糸は、最後に取りますので、糸の始まりと終わりの玉結びは表地側にします。 |
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最初と最後の玉結びは、表側からします。 | 厚紙を使って軽く蒸気をかけながら折ります。 アイロンは、端を潰さない様にネクタイ側を浮かせます。 |
首周り部分も浮かせながら軽くアイロンを掛けます。 | 反対側も軽く掛けます。 |
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アイロンを掛けた状態。 | 傷みのひどい部分が2〜3ミリ 程度内側に移動しました。 |
ここで「大剣部分を修理」します。 | 大剣部分の修理後、厚紙をガイドに使用して、ネクタイ側を浮かせ端を軽く蒸気アイロンを掛けます。 |
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右端を中継ぎ部分までしつけ糸します。(赤い糸の部分) | 反対側にアイロンを掛けます。このときもアイロンのネクタイ側は浮かせます。剣先の方までかけたら | 芯を移動した為、裏側中心部分がずれています。厚紙を使用し中心の縫い代を5ミリ出します。 | この時、反対側の端も右と同様にしつけすると作業がさらにし易くなります。 左右の重なり部分がずれていたら修正します。 |
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アイロンを掛けながら中心がきれいに通るようにします。 アイロンは、ネクタイから浮かせて掛けます。 |
出来上がりましたら中心を、しつけします。 | 首周りの傷みのひどい部分が、内側に移動しています。 | 中心の折り目を小剣側からまつります。当て布を取った部分は細かくまつります。 中心のまつりは、折り目の奥をまっつてありますので、表側を谷折りにすると、まつりやすくなります |
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先端の方まできたら、閂止めのループがあった位置で同じ所を3回まつり止めます。糸の始末は,剣先をまつった時の糸始末と同様に見えないようにします。 閂止めが出来る方は閂止めをして下さい。しつけ糸を取ります。 |
ネクタイブランドのラベルを付けます。 このネクタイは、小剣のループとラベルが併用なので、ラベルの四隅を3回ずつまつり丈夫に固定します。 |
ラベルが付きました。 針の取り忘れが無いか、まち針はすべて外して手元にあるかを必ず確認してください。 |
ネクタイを平らに置き、裏側からアイロンを浮かせて蒸気を掛けます。 表に返し、浮かせて蒸気アイロンを掛けます。 |
ネクタイの修理が出来上がりました。(裏側) | ネクタイの修理が出来上がりました。(表側) |
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