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ワイシャツのリフォーム 修理・再生 ![]() 「手仕事にこだわり70年」 製造・販売元 梅屋ドレス 〒306-0515 茨城県坂東市(ばんどうし)沓掛3877−2 TEL 0297−44−2088
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カラー(衿)の種類
レギュラーカラー (Regular collar) 最も標準的な衿の形で、時代の流行により多少衿の変化がある。衿羽の長さが70〜75ミリ、衿の開き角度が75〜90度、衿腰の高さが35〜40ミリ程度である。 |
ワイドスプレッドカラー (Wide-spread collar) ウィンザー・カラーとも呼ばれ、ブリティッシュスタイルのスーツによく見られる。レギュラーカラーより多少長めの襟羽とやや高めの衿腰で、衿の開き角度が100〜140度。ネクタイの結び目は太い。 |
ボタンダウンカラー (Button-down collar) 衿羽にボタンホールをかがり、身頃にボタンで留める衿型。アイビーリーグ・ルックの定番アイテム。衿羽が長く曲線的なロールボタンダウンと標準的なフラットボタンダウン、そして衿羽の短いショートボタンダウンなどがある。 |
ドゥエ・ボットーニ (Due-bottoni) 台衿にボタンが2つ付いたクラシコイタリヤ・スタイルのシャツの総称。衿腰が高く衿羽も長めでエレガントである。イタリア語では、ドゥエとは2つ、ボットーニはボタンの意味。 |
ショートポイントカラー (Short-point collar) レギュラーカラーとほぼ同じ衿の開き角度で、衿羽の長さが短い。スポーティなイメージを持っている。 |
ロングポイントカラー (Long-point collar) 襟の開き角度が狭く、衿羽の長さが90〜100ミリと長い。ギャング映画に観られる衿型。 |
ラウンドカラー (Round collar) 衿羽の先を丸くカットしたクラシックなスタイルの衿型。襟の開きはレギュラーとほぼ同じ。 |
スタンドカラー (Stand collar) 首に沿ってまっすぐに立った折り返しのない衿型。カジュアル感が強いがフォーマルな感じも持ち合わせている。 |
ホリゾンタルカラー (Horizontal collar) 襟の開き角度が180度に近い衿型。ワイドスプレッドカラーの一種。ホリゾンタルは水平線の意味。 |
スナップダウンカラー (snap-down collar) 衿羽の先と身頃をスナップボタンで留めたソフトなヨーロピアン・スタイルの衿型。 |
オープンカラー (Open collar) 上衿に繋がった前見返しの上端が小さくラペル状に折り返った形状の衿型。開襟シャツ。 |
イタリアンカラー(Italian collar) 衿腰が低く、見返しと表衿が一枚続きのなった衿元を開けて着用するタイプの衿型。 |
ウィングカラー (Wing collar) 燕尾服やタキシードなどの礼服用のフォーマルシャツ。立ち衿の衿先が、鳥の羽を広げたように外に折れた衿型。 |
タブカラー (Tab collar) 左右の衿羽にボタン(スナップ)で止められるタブ(テープ状の持ち出し)の付いた衿型。タブの上からネクタイを引き出し、衿を引き締めるドレッシーなスタイル。ネクタイの結び目は小さい。 |
ピンホールカラー (Pinhole collar) 衿羽の中ほどにピンを通すための鳩目穴が開けてあり、ピンの上からネクタイを引き出し、タブカラーと同様に衿元を引き締めるドレッシーなスタイル。ネクタイの結び目は小さい。 |
マイターカラー (Miter collar) 衿羽の先を異なる方向の柄ではぎ合わせた衿型。マイターとは、斜めはぎの意味。ジョイントカラーとも言う。 |
「ハイカラー」と「ハイカラ」 明治時代に、西洋帰りの人や西洋の文化・服装を好む男性が、流行であったハイカラー(高衿)のワイシャツを着ていたことから「ハイカラ」という言葉が生まれ、文明的、華麗、お洒落などの意味合いを指す言葉になりました。 |
参考文献
「実用服飾用語辞典」
「文化ファッション体系 服飾造形講座」
文化出版局
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