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  製造・販売元    梅屋ドレス  
  〒306-0515 茨城県坂東市(ばんどうし)沓掛3877−2 
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シャツとは


シャツとは


英語のホワイト・シャツが日本でなまってこう呼ばれるようになった。現在では、衿付き、カフス付きのものが一般にワイ・シャツとされている。英語ではたんにシャツ、フランス語ではシュミジェと呼ぶ。また「Yシャツ」と書くのも日本独特の当て字である。尚、衿付き、カフス付きの型をカッター・シャツとも呼んでいる。正しくはカラー・アタッチド・シャツ(collar-attached shirt 衿のくっついたシャツ)という。

 シャツは本来、素肌の汚れや汗をつけないための下着の役目を果たしていたもので、シャツの起源は、9〜10世紀と云われている。考案された当初は高級素材である麻で作られていた。しわのよりやすい麻をいつも清潔に保ち、糊付けをし、アイロンをかける事は、とても手間のかかる事だった。そのためか、衿とカフスを取り外しできるようにして簡単に洗えるようにした(デッタッチャブル方式)のシャツが主流であった。背のヨーク部分についているハンガーループは、身頃だけを掛けて置くためのもので、その名残が背中のアクセントとして残っている。

 現在、メンズシャツを着装の仕方から分類すると、「ドレスシャツ」と「カジュアルシャツ」に大きく分けられる。さらにドレスシャツは礼装用の「フォーマルシャツ」とネクタイを着用目的とする「ビジネスシャツ」に用途分けできる。カジュアルシャツは自由で活動的なデザインを主とするところから「スポーツシャツ」とも呼ばれている。


フォーマルシャツ


 シャツの中で、最も格式があり、伝統的に厳しいルールのもとで着装しなければならないのがフォーマルシャツである。夜の礼装用である燕尾服のシャツは白地の堅胸(いか胸ともいう)にシングルカフスでカフスボタンのつく両穴式の物が正式で、折り返しになったダブルカフスは少しカジュアルになるので好ましくない。
 衿は前折れ式のウィングカラーの白のボウタイをを着用する。準礼装であるタキシードの場合は白地のひだ胸にダブルカフスのシャツを用いる。衿は本来ウィングカラーであったが、最近は普通型の折り襟式のカラーに黒いボウタイを着用する人も多くなっている。
 昼の礼装用であるモーニングコートは白地のウィングカラーか普通の折り衿式のドレスシャツを用いる。カフスはシングル、ダブルのどちらでも良いとされる。準礼装であるディレクターズスーツは昼の略礼装のブラックスーツのシャツは、モーニングコートに準じる。


ビジネスシャツ

 スーツの下にネクタイを締めて着用される事が多く、衿は折り衿式でデザインも豊富である。

 カフスはシャツボタンで留めるものと、またシングルカフスでシャツボタンとカフスボタンの両用のものがある。色は、白無地、色無地または淡色の縞、ドビー(細かな模様を織り出したもの)などバラエティに富んでおり、ジャケットの形や色、柄そしてネクタイとの調和を考えなければならない。 原則として、色物のシャツはジャケットよりも薄い色を着用する。または既製品のシャツは店頭で試着する事がほとんど不可能であり、できる限り多様に着用して経験を積む事が必要である。


カジュアルシャツ


 型にはまったユニフォームやスーツを脱いで、遊び着や旅行、散歩にまたは家庭用として気軽に寛いだ時、それ自体上着として着用できる自由で活動的なデザインのシャツである。
 ネクタイは用いず、衿元は開けて着用されるケースが多く、セーターやカーディガンと重ね着したり、Tシャツを中に着て上着風にコーディネイトする事もできる。
 前あきはボタン掛け、ファスナー仕立て、またはプルオーバー(前後にあきがなく、頭からかぶって着る)など様々であり、衿の形や袖のバリエーションも豊富である。最近の、シャツの裾をパンツの中に入れないで着用する傾向は、シャツのアウター化である。

参考文献
「実用服飾用語辞典」
「文化ファッション体系 
       服飾造形講座」

文化出版局

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