倉持 康男(くらもち やすお) 梅屋ドレス3代目 |
『実は、衿・カフスが擦り切れたくらいが、生地が柔らかくなって、 最も着心地がいい状態なんです!』 私共は、ワイシャツの修理にこだわる縫製工場です。 「傷んだ衿・カフスの交換?」。 このようなサービスがあることを、初めて知った方もいらっしゃるでしょう。 海外では、シャツの修理方法として現在も広く利用されています。 衿・カフスが擦り切れるまで着たシャツは、 生地が柔らかくなって着心地が良く、“とてもじゃないが、捨てられない”、 と修理して大切に着る人がたくさんいらっしゃいます。 『衿カフスは新しくビシッとして、本体は柔らかく体になじむ』。 まさに理想的なのだそうです。 それを「擦り切れたから、もう着られなくなった」と私たちは捨てていました。 もったいないことですね。 ノルウェーやスウェーデンなど北欧で根付いている、 物を長く大切に着る「スローファッション」の文化は、現在、世界中で注目されています。 「大量生産、使い捨て」という環境負荷の高いファストファッションの文化から脱却し、 服をリメイク・修理し愛着を持って長く着ることが「クール」「サステナブル」 という風潮に変化しています。 私共が『衿・カフスの交換サービス』を始めて良かったと感じたことは、 交換したワイシャツの仕上がりを見て、「ありがとう」や「修理して良かった!」と 全国のお客様に仰って頂けることです。 あなたも、『柔らかく体になじんだお気に入りのシャツ』をよみがえらせてみませんか? |
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